お風呂上がりのタオルの使い方で奥様と少し揉めましたね。
はい。ずっと我慢してたんですが、あの時は彼女の髪の毛から水しぶきがやたらと舞ってて。
こりゃ一度言わなきゃいけないと思って。
水しぶきが舞ってた・・・。
はい。少し話を盛ってますがそんなイメージです。
どう思いますか、このひどい光景を。
「色っぽいなぁ」というのはB案ですけど、この受け取り方はダメですか。
今は、B案の考え方が分かりますが、
その時は、そういう受け取り方があるなんて考えたことも無かったです。
そりゃ、そうですよね。話を戻しましょう。「こりゃ一度言わなきゃいけない」と思った時、
マー君の中にはどんな感情がありました?
感情ですか。
はい。気持ち。どんな気持ちがあったのか思い出してください。
なんだろ。
質問少し変えましょうか。
最初に浮かんだ言葉は何ですか?。
頭に浮かんだ言葉で結構です。
「おいコラ。ええかげんにせいや」でしょうか。
なかなか戦闘的な言葉が浮かんできましたねぇ(笑)。
そうですねぇ(笑)。我慢していた時間が長かったから。
なるほど。地下マグマのエネルギーがかなり溜まっていて、それが一気に噴出してきたわけですね。
そうです。
その時の気持ち・感情は何ですか。
うーん。何だろ。怒りかなぁ。
マー君は、彼女に対して怒りの感情を持ったということですか。
まぁ、そうですねぇ。
なぜ、マー君は、その時怒りの感情を持ったのですか?
彼女が、お風呂上がりのタオルの使い方を間違えたからですよね。
彼女は間違えていると。
まぁ。間違えているといいますか、僕とは違うわけです。
僕の方法が正しいのだから、彼女は僕の正しい方法を採用すべきだと思った?
まぁ、正しいか正しくないかとは考えなかったと思いますが。
でも、マー君は自分のタオルの使い方を、彼女にもそうして欲しかったんですよね。
まぁ、そういうことです。
でも、その自分の正しい方法に素直に従わない彼女に対して、マー君は怒ってしまったわけですか。
まぁ、そういう事になるんすよねぇ。
でも。そもそも人は何故怒るんでしょうか?
えぇ?。人は、何故、怒るのかですか。
うーん。あまり考えたことがないです。
今日はこの辺で。
続きは次回。