火災保険の選び方「保険選びの3ステップ」
① 「そもそも火災保険が必要か?」
そもそも火災保険は、必ず加入しなければならないのでしょうか?
かつてはローンを組んで購入した際は、銀行によって担保として質権を設定されたりと加入が義務付けられていましたが、今では全ての銀行がそれに当てはまるとは限りません。
また、キャッシュで購入した場合なども加入は基本的に任意になっておりますので、共に加入への強制力はありません。
しかしながら、万が一のことを考えた場合、資産を守る手段としては火災保険は非常に有効です。「自分のものは自分で守る」あくまでも自己責任です。
火災保険は、不動産契約やローン契約の中では、ついでの様に安易に加入してしまいがちですが、そこは一旦立ち止まっていただき、火災保険の必要性についてじっくり考えてみましょう。
② 「必ず複数社の見積もりを取る」
火災保険は保険会社によって大きく保険料が違ってくるのをご存知でしょうか?
同じ補償金額でもエリア(物件所在地)や建物の構造など、また各保険会社の損害率によっても異なります。保険金額の根拠も保険会社によって様々ですし、何をどう判断して良いかもわからなくなってしまうと思います。
ですので、まずお見積もりは保険金額、補償内容、特約など同条件に併せて算出してもらいましょう。保険金額によっては数万円から数十万円と違ってくる場合があります。「知らない事による損失」は怖いですね
③ 「実際にFPや保険のプロに話を聞く」
最後にはやはりプロに判断してもらうのがオススメです。
本当にその補償金額が適正なのか?目的にあった補償になっているのか?
保険会社の勧められるがままになっていないか?
「保険料が高いから補償も充実しているだろう」や「安いのでいいや」そして「とりあえず、これでいいや」ではなく、必ず適正があるはずです。適正な選択によって、数十万円の保険料を削減することができる場合も少なくありません。
土地選びや、間取りの検討、家具やカーテンなど、夢がいっぱい詰まった大切な「我が家」だからこそ、「我が家」を守る保険もしっかり考えなければなりませんね。