現在・未来のドル(前編)
前回までにドルのこれまでの歴史を見てまいりました。
二度の戦争、信用によって今のドルの地位が築かれました。
現在では、変動相場制となり、国の主導ではなく、市場(マーケット)によって、為替は変動しております。
では、これからのドル(アメリカ)はどんな風になっていくでしょうか。
これまで培った信用を基に今後も世界の覇権国家として君臨するのでしょうか。
YESともNOとも言えると思います。
NOの立場から考えて行きます。
アメリカの経済の力が以前ほどの影響力がないと言われています。
以前に比べて中国、インドなどの新興国の台頭があり、世界NO.1世界のGDPに占めるアメリカの割合が落ちてきているのです。
いずれは中国、インドなどに抜かれるだろう、というような統計もでています。
特に中国はアメリカに代わって覇権国家として君臨したい野望がちらほら見え隠れしていますよね。
いずれ、触れて行きたいと思います。
また、ビットコインなどの現物の通貨ではないお金も普及しだしてきております。
他にもありますが、ドル以外の信用できる通貨及び通貨に準ずるものが出てきており、ドルの信用は徐々に下がっていくだろう、このような意見も出てきているのです。
次回は、YESの立場から考えて行きたいと思います。