ビットコイン、分裂。新たな仮想通貨、BCC誕生。
新たな仮想通貨BCC(ビットコインキャッシュ)が誕生しました。BCCはこれまでのビットコインとは名前は似ておりますが、全く異なる仮想通貨です。
BCCは売買を取り扱う取引所が少ない中、マイナー感は否めず、今後の普及には時間がかかるか、高い壁が立ちはだかりそうです。
ビットコインの分裂は株式分割に似た仕組みです。ビットコインとBCCの時価総額は約9対1に分かれました。
今後の時価総額は9対1ということではなく、需要と供給によって決まります。使い勝手を向上していかないとBCCの時価総額が増えていくのは難しいかも知れません。
取引所が増え、使い勝手の向上がポイントとなりそうです。
ビットコインの時価総額は5兆円を超えました。取引所が増え、使い勝手がよくなっておりますので、まだまだ拡大していく可能性はあります。
価格も8月5日に3200ドルを超え、分裂騒動後に最高値を更新しました。分裂騒動のさなかには一時2000ドルを割る場面もありました。
その後、8日には3500ドルを超え、14日には4000ドルを突破しました。
北朝鮮リスクを回避するための、株式などからも資金が動いているのが原因のようです。
2016年12月末の970ドルと比べると、7〜8ヶ月で3.6倍となりました。この勢いにのって、億万長者になる億り人もさらに出ているようです。
一方、BCCは2日につけた最高値750ドルを約7割下回り、5日は200ドル近くまでさげました。BCCを売り、ビットコインを買う動きだと思われます。
8日には少し値を戻し360ドルとなっており、約5割下がっております。
仮想通貨は現在1000種類を超えるとも言われております。
ビットコインもBCCもその1種です。運用元のヴィアBTCがBCCをどんな通過にしたいのかが見えない現状のままでは、BCCはいずれ消滅してしまうリスクもあるかも知れません。
ビットコインを中心とする仮想通貨は、まだ大きく変化していきそうです。