社会人基礎力「ストレスコントロール力」とタグラグビー
ストレスコントロール力とは?
『ストレスの発生源に対応する力』 社会人基礎力(METI/経済産業省)より引用
日常生活でも、何をしていても外的な刺激からストレスを受けるように、タグラグビーでも当然ストレスをうける事があります。
・前に進みながら、後ろへボールを渡すもどかしさにストレスを感じる人がいます。
・一生懸命ボールをつないで攻めているのになかなか前に進まない時に、ストレスを感じます。
・自分のミス、仲間のミスに、ストレスを感じます。
・計画通りにいかないときに、ストレスを感じます。
・相手チームに得点を取られたとき、更にストレスを感じます。
このように、人の心は、外部からの刺激に対して、とても「揺らぎやすく」「捕らわれやすい」といえます。
それがストレス発生源になります。
思うように事が運ばないと、イライラしたり、ガッカリしたり、相手を攻めたり、許せなかったり etc・・・
心の状態が揺らぎ、目の前のことに集中できなくなると、余計パフォーマンスはおちるので、更に結果がついてこない悪循環に陥ります。
逆を言えば、「良い成果」を出すためには、「良い心の状態をつくる」ことが、とても重視されるとも言えます。
『良い心の状態が ⇒ 良いパフォーマンスを産み』
『良いパフォーマンスの連続が ⇒ 良い結果に繋がる』
タグラグビーを使ったスポーツ体感型チームワーク研修では、ストレスの発生源に対応して、一人一人のパフォーマンスを高め最高のチームをつくる「心の技術」についてもお伝えしています。
最後に、ラグビーやタグラグビーにはノーサイドという独特の文化があります。
試合をして勝てば嬉しいし、負ければ当然悔しい。
試合をする以上、必ず勝ち・負けの判定がでますが、判定が出た後、嬉しさ悔しさは一旦終ってそこでおしまい。
死力を尽くして戦った相手チームひとりひとりと健闘をたたえ合え、感謝し、敵味方なくラグビーやタグラグビーをやった「友達になる」という独自文化です。
ラグビーやタグラグビーは、人間一人では何もできないことを教えてくれます。
一人では退屈で、仲間や相手がいてくれるから楽しむことでき、幸せな時間を過ごせます。
勝った後、負けた後も、このような一つ高い視点に立ち、目の前の相手への感謝の気持ちを示す。相手が力を出し切ってくれたことに敬意を示す。
感謝と敬意の心は、ストレス発生源に対する最高の解消法です。
私はノーサイドの文化の意味を知ってからはとても好きになりました。
タグラグビーは【ストレスコントロール力】を育みます。
心が揺らぎ・捕らわれる機会の連続です。
そして、その発生源に向き合い対応して
次の行動に臨む機会が何度もあります。
社会人基礎力を育む教育コンテンツとして、オススメです!
今日もありがとうございます。