社会人基礎力「発信力」とタグラグビー
発信力とは?
『 自分の意見を分かりやすく伝える力 』 社会人基礎力(METI/経済産業省)より引用
タグラグビーのゲーム中では、継続が優先されるため、時間の経過とともに状況が刻々と変化して行きます。
この状況は、仕事の現場でも同じですね。
はじめに決めた計画や戦略が思いどおりに進まず、現場も頭の中もゴチャゴチャになることは大いにあります。
このような状態であっても、修正しながら進めていく事が求められています。
変化する状況、進み行く限られた時間の中で、仲間とコミュニケーションをとり、次の策を選択し、決めて、動く。
タグラグビーでは、プレーとプレーの間では、15~20秒程度。
ハーフタイムでは、5分。
必要な情報を共有して、課題抽出し、次の計画(アクションプラン)を立てる。
この計画のステップは、
STEP1 各自の現場からの情報を共有し、状況共有の上で、チームの課題を抽出する
STEP2 次の解決策を出しあう
STEP3 目標達成に向けた、最適な選択肢にしぼる
STEP4 決める
短い時間の中で、質の高い決断を下すには、この4ステップを素早く、タイムリーに進めることが必要となります。
求められるスキルは、自分の意見をわかりやすく、簡潔に伝えることの「発信力」と、仲間の声を聴くこと「傾聴力」です。
一人ひとりの角度から観た「発信力」と自分と違った角度からの情報への「傾聴力」が、決断の質を左右します。
その決断の積み重ねが、チームの結果を左右します。
その1人ひとりの「発信力」と「傾聴力」は、チームの根幹を支えます。
今日もありがとうございます。