事業承継は後回しになりがち・・・

CEO_事業承継

前回は知的資産を見える化することの大切さをご案内しました。
では、実際どのような手順で進めていったら良いのでしょうか?

事業承継の準備は早ければ早いほどよいです。
特に、承継先がM&Aによる外部でなく、親族内の場合、後継者育成に5年~10年と考えると、現経営者が60歳になったぐらいから始めるのが最適です。
ただ、早くから始めるには、もちろん現経営者がその必要性を認識することが重要なのですが、一般的に事業承継問題は家族内の問題として考えられがちで外部に相談しにくいことや、日々の業務に忙殺されて後回しになりがちなこと、健康寿命が延びているように「まだまだやれる!」という意識や、後継ぎがいない(現経営者、その子双方の思い)等の弊害でなかなか事業承継の必要性が認識されにくいのが現実です。

この点に関しては、経営者自ら気づくことは難しく、やはり国や専門家等外部からの働きかけが必要な気がします。

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