自動車保険の「キホン」
自動車保険の基本保障として、まず「対人:対物」補償になりますね。
これは相手への補償ですから、ベースは無制限補償での検討をお勧めいたします。
この「対人:対物」は人の「命や物」に関わる大切な補償です。
「命や物」に当然ながら値段はつけることは出来ません。
存在自体が価値あるものだと考えたとき、価値ある「命や物」を奪ってしまったとしたら、、、想像してしまうだけで、大変な事かと思います。
そして、お金だけでは解決できないのも事実かと思います。
しかし、このお金で解決でき、救われることも、またあるのです。
では、実際に「対人:対物」を無制限にするポイントとしては、過去の事故判例や賠償額より見てみましょう。
対人賠償
29歳会社員に後遺障害 → 3億8281万円
25歳大学研究員に後遺障害 → 3億5978万円
17歳高校生に後遺障害 → 3億3678万円
対物賠償
トラックに積載の商品に被害 → 2億6135万円
店舗破壊 → 1億3580万円
電車、線路、家屋破壊 → 1億2036万円
いかがでしょうか。ほんの一例ではございますが、事故の大小に関わらず、賠償額は大きな金額となりそうです。
「自分は大丈夫だろう」は自動車に限って言えば、無いに等しいと思います。
日々、安全運転で、油断は禁物ですね。