社会人基礎力「規律性」とタグラグビー

規律性とは?
『 社会のルールや人との約束を守る力 』
 社会人基礎力(METI/経済産業省)より引用

少しラグビーの話になります。 ラグビーで言う「規律を守る」とは?
例えると、プレッシャーがかかる中で、簡単に反則しない。
きつくて誤魔化したくなる時でも、誤魔化さない。
感情的になって、危険なプレイをしない。 など、競技規則を遵守してプレイすることです。

ラグビーでは、身体をコンタクト(接触)させる分、体力的にも精神的にも負担がかかり、規律が乱れやすくなります。
15人(7人)の中で、誰か1人でも規律が乱れてしまうと、反則を与えられ、チームはリスク(陣地を取られ、相手チームが有利になるなど)を背負います。

また、悪質な反則や同じ反則の連続の場合は、一時的退場や退場によって人数が減らされ、残ったメンバーで戦うこととなり、チームメイトにも迷惑がかかります。

タグラグビーも危険性の高い身体とのコンタクト等のプレイを除き、考え方やルールなどはほとんど同じです。

そして、ゲームとして楽しめるように競技規則が設けられています。
ラグビー、タグラグビーの競技規則には、ご存知の方も多いと思いますが、特有なルールとして、「前に進みながら、後ろにパスする」です。

この動き自体が特異すぎて、はじめてタグラグビーに触れる方は、戸惑う方々がほとんどです。

頭での理解と、慣れないことの実践にチャレンジの連続になります。

そんな中、人によって対応や受け入れ方が様々でとても興味深いです。
・まずやってみようとする人
・わからないけど、身体で覚えようとする人
・頭で理解できず茫然としてしまう人
・覚えるのを諦めて、自分勝手に動いてしまう人  様々です。

そして、試合になれば、競技規則を理解できた人も、理解できていない人も一緒に試合を行います。規律が守れないと、チームはリスクを背負います。
・試合に夢中になって「忘れてしまった」
・このくらいはいいだろうと「自分勝手な判断をする」
・バレなければいいかと「誤魔化す」
・イライラして「無視する」

自分だけはいいやという気持ちが、チームに迷惑をかけてしまいます。

チームの目標(トライ=納品、お客様の笑顔)から遠ざかります。
チームの結束がほころび始めます。

タグラグビーでは、一人一人の規律を守る小さな積み重ねが、少しずつ大きな影響力となり、それが結果として現れる。
その実感を味わうことができます!

社会人基礎力「規律性」 と タグラグビー

規律とは、自分との約束。
自分自身と約束して、その約束を守ること。

自分だけはいいや。
このくらいいいや。
1回くらいいいや。 の気持ちから規律はほころび始めます。

自分との約束を守ることで、それが心の強さになります。

自分自身との約束が守れる人は、社会や周りとの約束も守れる人。
自分自身との約束を守れない人は、社会や周りとの約束を守れない人。

シンプルです。

タグラグビーは【規律性】を育みます。
【規律】を守る積重ねる重要性を学ぶ機会の連続です。
そして、行動に移す機会が何度もある。
社会人基礎力を育む教育コンテンツとして、オススメします!

今日も読んでくださり、ありがとうございます。

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