医療保険の選び方 特約をどうつけるか

生命保険商品研究 前回に引き続き医療保険を考えていきましょう。

最近の医療保険のトレンドは「リスクの細分化」リスク
という言葉で表すことができると思います。
死亡保障や貯蓄性商品と違い医療保険にはたくさんの給付特約が付いています。それではなるべく多くの給付特約がより大きな金額で付いていれば良いのかというと、そういうものでもありません。そこをどう考えるかが医療保険検討のポイントになると思います。
ひとつの例を言いますと入院給付金には一回の入院について最高で何日までという給付の日数制限があります。以前はこの日数が120日型という商品が主流の時期があり、それに対して「360日型で日数制限が長いので安心ですよ」という商品もありました。

しかし最近ではこれが逆に60日型が主流になっています。

長い方が安心と思えますが現在の医療制度では一般病床の平均入院日数は2週間ほどという統計もありそれに合わせた考え方です。

その一方で長く入院する可能性のある病気については特約を付けることにより日数制限が延びる、もしくは無制限になります。

生命保険会社各社は自社商品をいかに差別化するかということで色々な給付特約に特徴を持たせています。
商品パンフレットを見て比べているとだんだんと分からなくなってしまったりすることもあります。

それではまず給付項目をわけてみますと

・入院給付金
・手術給付金
・通院
・特定疾病一時金
・保険料払込免除
・先進医療給付金
・女性疾病給付金

などがメイン項目になると思いますが
それぞれの項目の中で自身が重視したいものはどれか、又実際に医療制度から考えて必要性の高いものはどれか、ということから優先順位をつけて比べ、それぞれの特約保険料を確認しながら考えていくと良いのではないでしょうか。

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