よくある質問です。「火災保険と火災共済の違いって??」
よく保険を検討される場合に「共済」というキーワードが出てきます。火災についても同様で、共済は選択肢の一つとなってくるかと思います。
一見同じような保険だと思われがちですが、かなりの違いがあります。
そこで今回は「火災共済と火災保険の違い」を学んでいきましょう。
まずは共済です。
現在幾つかの組織が存在していますが、代表的な組織として以下が挙げられます。
・JA共済
・全労済
・県民共済
・コープ共済
①火災保険と火災共済では運営元が異なります
火災保険 → 損害保険会社(民間企業)
火災共済 → 生協(非営利団体)
②火災保険と火災共済では補償範囲が異なります
火災保険 → 火災:落雷:破裂:爆発:水漏れ:落下:飛来:衝突
盗難:破損:汚損:騒じょう:風災:雹災:雪災:水災
※範囲が細かく分類されている為、目的にあったプラン作成の自由度が高い
③火災以外の補償金額が異なります
火災保険 → 火災と同じ基本100%の保険金設定(一部の補償を除く)
火災共済 → 火災の5%程度
この補償金額の違いが、商品を選択する上で大きなポイントになってくるかと思います。
④地震保険が違います
火災保険 → 火災保険にセットして加入する国の地震保険(保険料は国で設定)保険金額は火災保険の保障額の最高50%まで。
火災共済 → 共済独自の補償。保険金額は火災共済の保障額の20%程度。
簡単に比較してご覧いただきましたが、いかがでしょうか。
同じような保険だと思われがちですが、かなりの違いがありますね。
保険料の安い、高いに関係なく、万が一の際の保険という意味合いでは共済よりも火災保険を選択なさった方が安心度が高いかもしれませんね。