ヒアリングが完了した状態で、必ず収支のチェックを行ってください。【収支】という名前のシートを使用します。​

この作業は、ヒアリングした内容と、現在の収支の状況に乖離がないかの確認になります。もし現実と乖離が大きいままCF表を作ってしまうと、信ぴょう性のないCF表になってしまいます。月や年間の収支の結果が、実際のイメージと離れてないか確認してください。​

【情報】シートで入力した毎月の収入と支出の情報が自動で①に反映されています。意識して積み立てている月々の金額が②に反映します。ボーナス等の月々以外の収入、車関係やイベントに入力した支出項目は、月々以外の年間の支出として③に反映します。月々ではないタイミングで意識して貯めているものは④の貯蓄欄に入ります。⑤には集計情報が入ります。

毎月の収入から支出と意識して貯めている(積み立てている)貯金額を引くと、余剰金の額⑥が出てきます。同様に年間の余剰金の額⑦も出てきます。​

画像の例だと、年間に意識して貯めている金額が1,056,000円、自然に口座に残っている余剰金が1,830,152円なので、合計で288万円ほど貯めることが出来ていることになります。この結果をもって、お客様に現状と乖離がないかを確認してください。月単位で確認してもいいですが、イベントごとが実際には毎月の支出になっていることもありますので、注意してください。​

「もっと貯まってるはずだなぁ」→支出を多く入れすぎている可能性があります。​

「そんなに貯まってないです」→ほかにも漏れている支出がありそうなので、確認の上追加が必要です。​

実際と乖離があった場合には、過不足がどこなのかを改めて確認し、過不足を調整しましょう。​

この際、【収支】のシートの数字を編集しても大元の【情報】には連動しませんので、修正する場合には必ず【情報】シートの内容を編集してください。​