①の色のついているセルにヒアリングした生活費を入力していきます。「生活費合計」の色のついてないセルには、自動的に合計値が計算される数式が入っているので、入力する必要はありません。

「余剰金」には、上記項目以外で確保しておきたい金額などを入れるのに使用してもいいですし、特になければ空欄でも問題ありません。

当てはまらない項目がある場合には、FPさん自身でルール付けをしてほかの項目に足して問題ありません。項目名も変更いただいても問題ありません。

「生活費合計」が月でいくらになるかが大事です。この月の生活費がベースとなって今後の人生に影響してきますので、今現在のみかかっている支出でずっと続かないようなものは生活費に入れず、イベント欄などを使用しましょう。(歯の矯正治療代・期間限定の英会話教室等)

②にはこの先の生活費の上昇率、下降率を入れていきます。お子様が独立するまでは、お子様の成長とともに生活費が上昇していき、末子独立後に夫婦二人の生活費に戻るという設定を入れていきます。その際、先に【教育】のお子様情報を入力していた場合には、欄外にある③の末子独立時の本人年齢早見表を参考にすることが出来ます。

一番上の「開始年齢」には、一人目のお子様が誕生する年の本人の年齢を入力します。すでにお子様がいらっしゃる場合には、現在の年齢を入力します。「終了年齢」には③から読み取れる末子卒業時の本人年齢を入れます。「上昇率下降率」には子供の人数に合わせて何%上昇するかを入力します。(数値は下記参照)

次にお子様独立後の生活費を下げるための入力をします。徐々に生活費を上げていった子育て期とは違い、お子様独立後は一気に生活費を下げますので、下の「開始年齢」「終了年齢」にはどちらにも末子卒業時の本人年齢の翌年の年齢を入力します。「上昇率下降率」には子供の人数に合わせて何%下降するかを入力します。(数値は下記参照)

上記上昇率下降率は基準の数値の為、お子様誕生のタイミングや年齢差によって調整が必要な場合があります。適宜調整ください。

さらに細かく上昇率下降率を設定したい場合には、【応用機能】の【生活費変動】を参照ください。