相続は「思い」の継承
昨年から相続に関するご相談が急に増えてきました。
昨年1月1日から相続税の基礎控除額が大幅に引き下げられました。
まさに相続大増税時代に突入したと言えるでしょう。そのため相談が急増しているようです。
「相続」というものは、その方の人生の集大成です。
それを単なる財産の継承ではなく、その方の、誰にどんな財産をどれだけ渡したいかという「思い」を、
ご家族に過不足なくきちんと継承していくのが私の使命です!
それを果たすためのお手伝いとして、このブログをスタートします。
「うちの子供たちは、みんな仲が良いから大丈夫。」これが災いの元です。
お子様方には配偶者がいます。親が元気なうちは何の問題もないのですが、
死後、大抵血のつながりのない配偶者が権利を主張してくることが多いのです。
その時になって慌てないように、準備が必要ですね。
相続対策は、分割(誰に何をいくら渡すのか)・納税(相続発生後10か月以内に一括納付が必要な相続税支払いのための現金をいかに準備するか)・節税(相続税をいかに減らすか)をバランスよく行うことが必要です。
例えば、遺言をちゃんと書いても、法律上最低限相続できる遺留分に対して対策を打っていないと、
せっかく書いた遺言が全く意味のないものになってしまうなんていうこともあるのです。