フラット35の団体信用生命保険②
前回に続いて今回もフラット35の団信についてお伝えします。
10/1申込分からのフラット35の団信には大きく2つの変更点があります。
今回は変更点の内容について整理してみました。
①金利に団信保険料が含まれるように
現行の機構団信に加入する場合は、住宅ローンの返済とは別に、特約料という団信の掛金を1年分まとめて支払う必要があり、特約料の支払月は負担が大きくなっておりました。
10/1申込分からは、民間金融機関の住宅ローンと同様、住宅ローンの返済額の中に団信の掛金も含まれるようになるため、負担が少なくなります。
健康上の理由で団信に加入できない場合を除き、原則強制加入となりますので、現行の団信のように民間の生命保険と比較検討することができなくなります。
②保障内容の充実
民間金融機関を含め、通常の団信は、「死亡・高度障害」に該当する場合に保険金が支払われますが、10/1以降申込のフラット35の団信は、「死亡・身体障害」に該当すると保険金が支払われます。
また、オプションで選ぶことのできた、「3大疾病保障」についても、「3大疾病・介護保障」が追加され、民間金融機関の団信よりも保障が充実した内容になります。
原則強制加入となるため、現行の制度に比べ内容は大幅に改善されますね。
次回は、保障内容の詳細についてお伝えしたいと思います。