アクサ生命「重症化予防支援保険」「患者申出療養給付保険」
生命保険商品研究
今回はアクサ生命の「重症化予防支援保険」「患者申出療養給付保険」を紹介します。
これは早期治療で病気の重症化予防と、患者申出療養制度にも対応した、日本初の保険です。
従来の医療保険にプラスして医療保障の幅をひろげるものです。
重症化予防支援保険は予防・早期治療のための保障として1日以上の入院または通院をして会社所定の要件を満たしたときに一時金25万円が給付されます。
患者申出療養の保障としては療養にかかる技術料と同額が1,000万円を限度として給付されます。
しかし、患者申出療養といってもそもそも聞いたことがないという人も多いと思いますので、ここでその制度について説明します。
厚生労働省が2016年4月より始めた新たな保険外併用療養の仕組みです。
我が国においては、国民皆保険の理念の下、保険診療が基本となっていますが、将来的に保険診療を目指す先進的な医療を受けるための制度です。
患者からの申し出を元に審査期間を短縮して迅速に身近な医療機関で先進的な医療が受けられるようにしようというものです。
先進医療制度では新たな治療に対する審査期間が3~6か月かかるのに対して患者申出療養制度では原則2~6週間以内となっています。
このように医療制度自体が日々変化していてそれに合わせて医療保険も新たなものが出てまいります。とは言え保険をその都度変えるわけにもいきませんが可能な範囲での情報収集はしておきたいですね。