あの頃の未来

最後の文章を。

ロングインタビューって長いんですよね。

そうなんです。
始めてから、終わるまで、20年に渡るインタビューです。

何かの問題解決のお手伝いになれば、という小さな願いから始まって、
あなたの人生を聞き届けたい、
あなたの人生を記録したいと、
ロングインタビューアとして、そんな想いにも至りました。

ご自分が抱えている何らかの課題解決の為に
ロングインタビューを希望される方が一番多い事もあって、
スタート時のインタビューは集中して、お話を伺っています。
1回2時間から3時間のインタビューを10回。
これを、半年から1年位の間に行っています。
インターバルのスケジュールは、ご本人の希望次第。
臨機応変にお応えしています。

それからは半年に1回。
向こう20年に渡って、
あなたが語りたいと思う全ての事を伺い、色々な質問もさせて頂き、
そして、ドキュメントとして記録します。

20年って、随分長い時間だとお思いになるかもしれません。
そうですよね。
20年と言えば、生まれた赤ちゃんが成人するまでの時間ですから。
ロングインタビューは、その間、あなたの話を伺い続けます。

20年。
長いですか。
でも、私はそう長くもないとも思っています。

ロングインタビューを最初に始められた方の中には、
既に17年を経過されている方がいます。
あと3年で20年です。
彼は、40代の半ば。
ご自分の人生の時間を振り返ってみれば、
5年や10年は、あっという間に過ぎているのではありませんか。

スガシカオさんは「夜空のムコウ」の中に、
「あのころの未来に、ぼくらは立っているのかなぁ・・・」
と書かれています。

今、あなたは、あの頃の未来を生きていますか。

この「問い」の検証の為には、もしかしたら20年は短すぎるかも知れません。

おっと、いけない。
もう、こんな時間です。
ロングインタビューに出掛ける時刻になりました。
行ってきます。

これまで、私の拙い文章にお付き合い頂き、どうもありがとうございました。
また、何処かでお会い出来ること、楽しみにしています。

では、また。

future_あの頃の未来

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