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兄弟で一緒に住宅ローンは借りられるか?②

前回、兄弟で住宅ローンを組む際のお話をした時に、

・ 連帯債務者や連帯保証人、ローン返済の途中で抜けたり変えたりすることがとても難しい
・ 兄弟で買った家のローンが足枷となり夫婦で住む家は購入できなくなる可能性が高い

とお伝えしました。

今回は、そのうちの1つ、
「連帯債務者や連帯保証人を外したり、後から変えたりすることはどうして難しいのか?」
という部分についてお伝えします。

guarantor兄弟で一緒に住宅ローンは借りられるか?

なぜ金融機関は保証人を外したり変えることに消極的なのか?
答えはシンプルです。
金融機関側のリスクが高くなるからです。

最近では、住宅ローン控除を活用するために夫婦で連帯債務者となりペアローンを組むケースなどもありますが、一般的にはローンは債務者1人だけで借りるケースが多いです。
住宅ローン審査の際に金融機関から連帯債務者や連帯保証人を要求されたという場合は、債務者の信頼(勤務先や年収等)だけでは審査を通すのが難しかったということになります。
2人で一緒に返済してくれるならお金を貸すよということです。

つまり、返済の途中で、保証人や債務者を外して欲しいと金融機関へ伝えると、金融機関側としては、「いやいや、1人になったらこちら側のリスクが高くなるのでそれは認められないですよ」となってしまいます。
そのため、ローンの返済が終わるまでは保証人から外れることは難しいのです。

ちなみに、保証人を変えることも同じ考え方から難しいんですが、現在の保証人よりも金融機関から見た条件が良くなる場合は相談に応じてくれるケースもあります。

条件が良いとはどんなことか?
主なものとしては、

・勤務先が堅い(1部上場企業・公務員・医者 等)
・保有資産が多い
・担保を持っている(資産価値の高い立地・抵当権が付いていない 等)

といった条件に該当すると金融機関の評価は高いです。

例えば、当初兄弟で住宅ローンを借りていたが、兄が結婚して弟が家から出て行くことになった場合、兄の配偶者が弟よりも上記の条件を満たすようなケースでは、保証人の変更交渉が可能になるかもしれません。

ただ、現在よりも、金融機関側から見て条件の良い保証人を探すことは難しいため、連帯保証人の変更も容易ではありません。

次回はもう1つの部分について詳細をお伝えしたいと思います。

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