社会人基礎力「実行力」とタグラグビー
実行力とは?
『 目的を設定し確実に行動する力 』 社会人基礎力(METI/経済産業省)より引用
「あれ?これって何のためにやっているんだっけ?」
仕事をしている中に、このようなことを思うことはありませんか?
もともと目的があって、始めた業務やプロジェクトですが、その目的を達成するために計画し、やっていたはずなのに当初の目的は忘れ去られている。
もしくは、業務や作業だけが引き継がれ目的は継承されず社内に残ってしまっている。
そして、感性の長けた方は、ふと疑問をもつのです。
「これって何のためにやっているんだっけ?」
目的を設定し、目的に対し確実に行動するには、PDCAサイクルを回し続けることが大事です。
PDCAサイクルとは、Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)を繰り返して業務を改善していく手法です。
特に【C:チェック】の時に、必要なことなのに多くの人が忘れてしまうことは、「目的に近づいたのか?遠ざかったのか?変わらないのか?」ということです。
当たり前すぎてスルーしがちで、行動したことについてだけ話しだす。
・仕事においては作業についての話が中心。
・きちんと原因を特定できないうちに、新たなひらめきで次の計画をたててしまう。
・相手チームや他社の動向に意識を奪われて自分たちがすべきこと忘れてしまう。
そのうちに、また感性の長けた人が気づきます。
「これって何のためにやっているんだっけ?」「目的ってなんだっけ?」
実行力とは・・・?
目的を設定し、その目的に向けて確実に行動する力です。
大切なのは、行動したことが、目的に確実に近づいているのか?否か?
確認することです。
タグラグビーにおいては、当初立てた行動計画、作戦が、目的(トライ)に向けて、確実に近づいているのか?否か?を確認することです。
攻撃時には、目的(トライ)に向けて、確実に前進すること。
防御時には、目的(トライ)に向けて、最小限の後退に止めること。
それは、ゲーム中の会話、プレーとプレーの合間、ハーフタイムなどで行われます。
コミュニケーションを取り合い、確認(Cチェック)&改善(Aアクト)を行っていく。
強いチームほど、PDCAサイクルを回す回数・頻度が多い傾向があります。
タグラグビーは目的に対して、確実に行動する力【実行力】を育みます。
常にPDCAを回す機会の連続です。
そして、行動に移す機会が何度もある。
社会人基礎力を育む教育コンテンツとして、オススメです!
今日もありがとうございます。