団信(団体信用生命保険)を選ぶ際の注意点

住宅ローンの団体信用生命保険(以下、団信)は、死亡時か高度障害時に適用されるものですが、近年、各銀行が「ガン」や「三大疾病」、「七大疾病」といった病気でも適用される団信を取り扱うようになってきました。

従来の団信よりも適用範囲が広くなるこの団信を選ぶ際の注意点を今回はまとめてみました。

【団信を選ぶ際の注意点】
①給付要件の確認
②掛金は幾らか

三大疾病や七大疾病で適用される団信は、必ずその病気になれば住宅ローンが0になるという訳ではありません。

病気の内容によって、団信が適用される要件が存在します。
ガンの場合は診断されると住宅ローンが0になるところが多いですが、その他の病気は、入院や就業不能状態が一定期間継続しないと適用にならないケースが多く、期間が一年以上に設定されているケースもあるのです。

また、就業不能も、軽作業や時短で働ける場合は非該当になる等厳しい条件設定になっているケースも多いので注意が必要です。

また、掛金は貸出金利に組み込んでいる銀行と、貸出金利に上乗せの銀行があります。
特に上乗せの場合、+0.3%等で設定されていることが多いので、団信の選択によって月々の返済額が増えるケースもあります。

生命保険会社や損害保険会社の商品にも就業不能に対応した商品がありますので、金利上乗せのタイプで団信の保障拡大を検討される方は、給付要件と掛金を天秤にかけて検討すると良いかと思います。

住宅ローンの際の団体信用生命保険の選び方

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