プルデンシャル生命保険の生命保険信託って何だ?
生命保険商品研究、今回は生命保険信託を考えます。
財産を残したい相手が未成年者・高齢者・知的障がい者のように、一人で充分な財産管理をすることが困難な場合に、残す側としては思った通りに受け取ることができるのかということが心配になります。
こういう場合は成年後見人を立てて財産管理などを託すという方法があります。
後見人は親族、知人、弁護士、司法書士、税理士等色々考えられますが、
個人を選ぶ場合はどの人を選ぶかがとても重要です。
残念ながら後見人がお金を着服してしまったなどという不祥事を聞くこともあります。
新たな方法のひとつとしてプルデンシャル生命保険では同グループ内のプルデンシャル信託という会社を使って、生命保険金を保険契約者の意思に基づいて管理し、確実に分割交付してくれる仕組みを持っています。
これが生命保険信託です。
仕組みは次の通りです。
①契約者がプルデンシャル生命保険と保険契約を締結する。
②契約者がプルデンシャル信託と信託契約を締結する。
③保険金支払事由が発生しプルデンシャル信託に生命保険金が支払われる。
④プルデンシャル信託が信託財産として管理し受益者に交付する。
⑤財産の交付先として第二・第三順位の受益者まで設定が可能。
⑥受益者が存在しなくなった時点で信託財産が残っている場合に備え、あらかじめ残余財産帰属権利者を設定できる。
自身が亡くなった後に、財産を残したい相手に確実に受け取ってもらうため管理してもらうこができ、
それを管理するのが生命保険会社及びそのグループ会社である信託会社であるということには
安心感があると思います。
数ある生命保険商品の中から自身に最適な商品を選ぶことも大切なことですが、
その生命保険金を残したい相手に確実に届くための仕組みを考えるということも
重要なことではないでしょうか。