住宅ローンを検討中の方へ フラット35を選ぶ際の注意点
今月衝撃的なニュースが飛び込んできましたね。
フラット35の金利が過去最低になり、融資金額が9割以下ですと0.930%、なんと1%以下の金利で35年固定の住宅ローンが組めてしまえるようになってしまいました。
ついにここまできたか。。。といった感じです。
ハウスメーカーやマンションの営業の方にお話を聞くと、やはりフラット35への申込が増えているみたいですね。
フラット35の金利がここまで下がってきてしまうとわざわざ変動金利を使って住宅ローンを組むメリットってあるのでしょうか?
なんて思ってしまいますが、この1%以下の金利を活用する場合には注意が必要なポイントがありますので、今回はその点についてお話させていただきます。
ポイントは「時期」です。
フラット35を含む住宅ローンの金利は毎月変わっており、申込時点ではなく、融資が実行される時点(実行月)の金利が適用されます。
今月ローンの申込をしたから0.93%で借りられるという訳ではないのですね。
戸建の注文住宅なら建物が完成して引き渡しされるタイミング、マンションはお部屋引き渡しのタイミングが住宅ローン実行のタイミングになりますので、引き渡しの月の金利が適用金利となります。
そのため、建物の完成や引き渡しがまだ先の物件でフラット35を検討中の方は今後の金利動向に注意が必要です。
とは言え、今月引き渡しがある方にとっては過去最低な金利になっておりますので、変動金利を選ぶよりもかなりメリットが大きいですね。