日本と世界の地元に密着した地域通貨

最近は特定の地域で使える「地域通貨」が注目されております。
日本において、江戸時代に福井県が発行したのが起源とされております。
最近だと1999年に、個人消費の刺激策として登場しました「地域振興券」です。支払金額より、多くの買い物ができる商品券でそれなりの賑わいがあったと思います。
最近では電子マネーでも使えるようになるなど、観光・地域活性化にも役立つようです。

日本の地域通貨として、
北海道苫小牧市で使える「とまチョップポイント」
宮城県気仙沼市で使える「Reneria」
神奈川県相模原市で使える「よろづ」
香川県丸亀市で使える「KAME」
長崎県の離島で使える「しまとく通貨」
岐阜県飛騨市で使える「さるぼぼコイン」
など地域通貨は全国に広がっております。

世界の地域通貨として、
アメリカニューヨーク州で使える「イサカアワー」
アメリカマサチューセッツ州で使える「パークシェア」
カナダアルバータ州で使える「カルガリードル」
ドイツバイエルン州で使える「キームガウアー」
イギリスロンドンで使える「ブリックストンポンド」
ブラジルセアラ州で使える「パルマ」
ニュージランドマナワツ地方で使える「ローブス」
などがあります。

regional_currency地域通貨

スマートフォンの普及、仮想通貨の安全を確保するブロックチェーンの技術の活用により導入コストが下がり、技術向上により地域通貨の可能性は広がっております。
通貨としての利便性を高めるためには、使える場面を様々な支払いに使えるように拡大していくともっと広がるでしょうね。

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