オートローンやクレジットリボ払いを完済せずに住宅ローンを組む方法
前回、オートローンやクレジットカードのリボ払いが残っていると住宅ローンを組む際に足かせとなることをお話しました。
今年、住宅ローン金利が過去最低まで下がったことなどから、オートローンを借りた直後で住宅を検討している方もいるかと思います。
自己資金でなんとか完済したいが、完済してしまうと住宅購入後に家具・家電の買替をする費用等がなくなってしまうので、何かいい方法はないだろうか。
悩みますよね。
実は、解決できる方法があります。
オートローンを住宅ローンにプラスして借換してもらうという方法です。
前回お話した通り、オートローンは返済期間が短い為、月々の返済金額が高くなり借りられる住宅ローンの上限額が少なくなります。
そのため、オートローンを住宅ローンの中に一緒に含めてしまい35年という長期間に借換することで月々の返済金額を少なくし、住宅ローンを借りられる上限額を増やすことができます。
この方法を活用すると、手元の自己資金でオートローンの完済をせずに住宅ローンを借りることが可能です。
ただし、取り扱いが可能な金融機関は限られている点や、オートローンの借換部分のみ金利が高くなる場合がある点に注意が必要です。
最近は、オートローン等の借換のみを専門に行う金融機関もございます。
また、自己資金が全く無い場合などは、計画性に乏しいと審査が通らないケースもありますので
ご注意下さい。