転勤で引っ越しする際の住宅ローン
今回は、異動で引っ越しが必要になった際の住宅ローンについてお話したいと思います。
異動により引越しを余儀なくされた場合、大きく以下の2つの選択肢が考えられます。
①売却する
②賃貸する
売却をお考えの場合は、住宅ローンの残高以上の価格で売却を行うことができれば、スムーズに転勤先に行くことが可能です。
ただ、せっかく手に入れたマイホームを手放したくない、退職後などいずれは今のところに戻ってきて生活をしたいとお考えになる方も多いと思います。
マイホームを手放したくないとお考えの方ですと、転勤中は賃貸に出す方も増えております。
転勤等で賃貸に出す場合、家賃収入があれば、ローンの返済の心配は少ないですが、銀行から何も言われないのでしょうか?
実は、銀行の規定上は、転勤等で賃貸にすることは認めていません。
ただ、大半の銀行は、転勤の事情などを伝えると、個別の対応で賃貸にすることを認めてくれるケースが多いです。
注意が必要なのは、認めてくれない銀行もあるということです。
認められない場合は、売却や他行での借換(アパートローン等の事業用ローンでないと応じてもらえないケースが多いです)を考えなければならなくなります。
そのため、転勤が決まった際は早いタイミングで銀行へ相談されることをお勧め致します。