便利なクレジットカードにご用心
以前、住宅ローン審査の際に、過去にオートローンやクレジットカードの返済に遅れがあると審査に通らないというお話をしました。
この、ローンやクレジットカードの返済履歴を個人信用情報と言います。
個人信用情報は3社の信用情報機関(下記)で管理されており、自分自身の情報については問い合わせでの開示が可能(有料)です。
【個人信用情報を管理している会社】
①株式会社シー・アイ・シー
②株式会社日本信用情報機構
③一般社団法人全国銀行協会
延滞情報や債務整理、自己破産等の情報が全て管理されています。
銀行は住宅ローン審査の際に上記3つの信用情報機関から過去のローン申込や返済状況を確認し、自行で住宅ローンを融資するかどうかを1番最初に判断しています。
ここからが本題なのですが、最近は便利な世の中になり、何でもクレジットカードで支払うことが可能になりました。
公共料金や携帯料金だけでなく、家賃や病院の治療費もクレジットカードでの支払いが可能です。
何でもクレジットカードで払えるようになった分、自己管理が非常に重要です。
うっかりクレジットカードの引落しができなかったり、支払いを忘れていて督促状が来てしまったりすると、将来住宅ローンやオートローンを借りられなくなり、携帯電話を買う際に機種代の割賦が使えないといった事が発生します。
支払が便利になった分、自己管理をしっかりとしてクレジットカードを活用しましょう。