低金利で銀行は儲かるのか?
今年も残すところ1ヶ月あまりですね。
住宅ローン市場は歴史的な低金利だったと思います。
借り手側には大きなメリットがあった低金利ですが、貸す銀行側にとってはメリットがあったのでしょうか?
実はほとんどメリットはありません。
ローンの審査や契約事務等にかかる人件費を考えるとマイナスになる事の方が多いでしょう。
ただ、お客さんから預かったお金を使わずに寝かせておくよりはメリットがあるので低金利でも貸し出ししているといった現状です。
そのため、最近は住宅ローンを借りる際に色々なものがセットになってきています。
NISA口座開設
カードローンの作成
クレジットカードの作成
保険の見直し
等々
住宅ローンだけでは収益が上がらないので、付随して他のサービスを利用してもらう事で少しでも収益につながるようにセットで提案されることが多くなっています。
、、、口座開設だけでは収益になりませんが。
投資性金融商品(投資信託等)と保険を勧められた際は、慎重な検討が必要です。商品の選定を誤ると損失が発生する可能性があることを、よく理解しておかないといけません。
最近は積極的に勧めてくる金融機関もあるので注意が必要です。
本来、住宅ローン等に抱き合わせで商品を販売することは禁止されているので、住宅ローンを借りる際に勧められたとしても不要なものはその場で断るようにすれば大丈夫です。
住宅ローン手続きの際に色々と勧められた際は、全て鵜呑みにして書類に記入するのではなく、本当に必要かどうか検討して下さい。